HDRのパノラマ画像の作成方法
私なりにいろいろ検証してある程度仕様が固まってきたので
作成方法を簡単ではありますが公開しようと思います
使用している機材はこちら
- KAIDANのパノラマ雲台にカメラをセット
- 太陽が出ている場合は太陽の方向にカメラを向け露出を決定
- 露出は-1.0~-1.7程度になるようアニュアルで設定
- 水平方向に5方向、真上1、真下に180度違いの2枚の計8枚撮影
- 撮影はRAWのみ
- OLYMPUS Studio
で画像を開く
- OLYMPUS Studio
のバッチ処理で露出を5段階で現像する
- 現像は露出ごとにフォルダわけしてファイル名は一緒にする
- Stitcher5.5で同じ露出で現像した8枚を読み込む
- オートスティッチでスティッチする
- 大体は上手くいくが真上は上手くいかない場合があるので手動でスティッチ
- いったんStitcher5.5のシーンを保存
- Spherical imageでレンダリング
- シーンを閉じ、元の画像を違う露出の画像で上書き
- シーンを開き、Spherical imageでレンダリング
- 14,15を残りの露出分繰り返す
- 露出の違う5枚のSpherical imageが出来上がる
- 中間の露出の画像をHDR Shopで開く
- HDR Shopで画像をLatitude/LongitudeからCubic Environmentに変更する
- Cubic Environmentに変更するとサイコロを開いたような画像になる
- 変更した画像をレタッチソフトで自分の影を消したりする
- レタッチした画像を再びHDR Shopで開く
- HDR Shopで画像をCubic EnvironmentからLatitude/Longitudeに戻す
- レタッチした画像のレタッチした部分をレタッチしていない画像にコピーする
- コピーした部分をトーンカーブでなじませる
- 残り3枚もコピーしトーンカーブでなじませる
- Artizenでレタッチした5枚の画像を開きRadiance(HDR)でレンダリング
これでこちらのような画像が出来上がります
QTVR化する場合は
この後Picturenautなどを使ってトーンマッピングし
Stitcher5.5に画像を読み込んで
CubicVRでレンダリングします。
一応こんな感じです。
まあやっている人には、そんなことは分かってらー
って感じで、やってない人には良く分からん
って感じかもしれませんね。
ちょっとでも役に立てばいいのですが・・・
:::2007/06/09 追記:::
改訂版をこちらに書きました
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